私たちの体の中では
血液循環や呼吸、体温調節、ホルモン分泌など
私たちの意志とは関係なく常に行われていて
それをコントロールしているのが
自律神経(交感神経と副交感神経)です。
この自律神経の活動バランスが崩れて
適切な命令伝達ができなくなってしまうと
筋肉が緊張したままになったり
内臓機能や免疫システムが低下して
さまざまな不調が起きやすくなります。
(自律神経失調症)
自律神経は
背骨に沿って併走していて
首と骨盤には自律神経が集中しています。
「体のゆがみ」によって
背骨が湾曲していると
自律神経は圧迫されて
影響を受けやすくなります。
特に猫背やストレートネックの人は
首の筋肉が過剰に緊張しり
頸椎の配列が悪くなってしまい
自律神経の不調が起こりやすくなります。
40~50代の人(特に女性)は、
ストレスの多い生活や更年期などで
自律神経の不調が起きやすくなっています。
また、首や肩のコリが強いと
自律神経が乱れやすくなるので
骨盤中心に全身を整えつつ、
首や肩、肩甲骨周りの緊張も
局所的に緩めていきます。